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流れみずタワシのブログです。

「地球はサムライだった」

と言ったのはガガーリンだったろうか…。

西暦2046年、宇宙船DX-コマンダー031に搭乗している

修理工員が一名死亡した。

死因は腹上死(といっても一人でカレーを作っている最中だっという)、

遺体は宇宙葬となり、彼の好きなブッキョー(仏教)にならって

念仏を唱えてから見送ることとなった。

しかし、運命とは思うようにならないのは誰もが思うこと、

乗員に日本語ができる者がいなかった。

デジタル器具を用いればオンラインでリアルタイム配信も可能だが、

そんな恥ずべきbodyの為に口を開く日本人は

誰一人名乗り出ない。

「もういい、早く放ってくれ」

修理工員の魂は叫ぶがそれは振動とならず、

宇宙船内のしばらくの混乱、どよめきが

ジョン・ケージのアプリによって今でも聴けるという。

お母さん、もうすぐスマホに乗り換えるよ!