ぶっきらぼう
暴れた後によく効く薬が皆のためになるという。
凍傷の果てに切断、マッチ箱の大きさ。
ピンッと張ったピアノ線を首にからめてわあわあになっていく意識。
水と入れ歯、凍った虫に切った銅線数本。
明け渡して何になるこの立派な城にいくつかのメディアがうろつく。
魔法陣の上できらびやかなダンス、梱包セット、のど飴。
アキレス腱とデスクトップ、インディー映画、中野坂上。
今以上に求めるものもなし、今以上に減らすものもなし。
屈辱にまみれても立っている四番、人間ドッグに行こう。
朝からポテチ、怒られてもなお食べ続ける意地、不健康。
ドーナツ屋の主の愚痴、胃潰瘍、あからさまに生きる僕たち。
宇宙人はどう生きたいのだろうか。宇宙人の視点とは。
宇宙人同士の対立もあり得るだろうか。興味がわく。
田舎にいってもやっぱり宇宙人なのだろうか。
初めて潜る水の中に光が。
あの先には何が待っているのだろう。