今からお知らせ

流れみずタワシのブログです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

すぐ頼む

不満があるなら直ぐに訴え出よう。 向こう側にある意識を取り戻しに行こう。 焼肉でガリガリに焦げてしまったやつ。 虹を超えたら本当に鯨に載れる。 すき間だらけの障子から本当のことを知る 僕らが望んだことはこの12×12のマス目で叶えられるのだろうか。 …

迷子

ギターでロックンロールをかき鳴らせ。勝利への音楽。 蛍が迷い込んだホテルのロビーに噴水とシンボルが輝く。 今から発想を膨らませて偉大なる作品を創り上げよう。 夜勤のために起きとく虚しさと苦痛をビニール袋いっぱいに吐き出す。 カラーテレビの山に…

吠える犬たち

光に寄る虫たち。夜の静かなひと時に見た光景。 新たなる旅立ちの用意、何日もかけて行った準備。 光は相変わらず太陽と人工物しかない。 オニオンリングがプールに浮かぶ訳、未だ入らぬ吉報。 アルコールランプに火を点けて、消してを繰り返す昼間。 一筋汗…

腰、落として

見つかるはずだった命を見つける命へ。 共通の祈り、宗教の初期、精神の発生。 五万石の神へ、命がやがて戻るところへ。 落書きのある本にやがて目覚める価値、平和へ。 混沌をすこしずらした意識で覗くもう一つの混沌。 やがて解き明かされる生命の珠玉の謎…

この機会を使って語る

チューブにつながれた少年。 彼は病院から出たことはなかった。 夜になって自由な時間ができても出ることはなかった。 彼は戦争に反対だった。 自分の命が揺れるのに対し、世間はのらりくらりとやっていく。 彼は大人になっても病院から出られないことは分か…

ずっと、この先も

山カラスの不思議な鳴き声がこだまする。 あらゆる自然の要素を取り入れ、この住宅は成り立っている。 向かうべき未来も、見るべき過去も失くしてしまった。 半日塩漬けにしたバター、口の中で混ざり合っている。 始末を求められたからって、過ちを犯しては…

とびとび、一生

遠い夕焼け、巨大なネッシーが半球の島を運んでいく。 僕らは花火だった。鋭くかしこく。 未だに響いているその音は、何センチも扉をずらしていった。 むせる、湿気た煙に廃墟を探していたその時。 いずれ皆が見つける落とし物に、さっそく飛びついた僕。 大…

ねすも

凪の夕焼けに立ち尽くす。 上半身の汗をシャツで拭い取る。 あまりに話し込んでいた気はしないな。 あまりに放置されてる駄菓子の「さくらんぼ」の文字が目に入る。 悔し涙は出たか。 敗北感はあるか。 数年前に終わったことが、たった今終わったかのように…

もうここには居られない

空き瓶一つとラーメンの器が一つ。 枯れたバケツ一つと飴玉の袋が一つ。 みんなそうなんだ、無くなっていくんだ。 消えゆく物ばかり揃えて、また消えていくのに期待する。 改めて思う、もうここには居られない、と。 一つのものが落ち着き、一つのものが過ぎ…

秘めたる望み

ぼんやりと視界は広がっていく。 光を超えて今この村はある。 低く連なる地層に入り組んだ迷路を探せ。 凪の中で見た複雑な魚を釣り上げろ。 橋に灯りを。今歩く人たちのために。 自然の中に当たり前にある私達。 優しさを心臓の隣に運んできた。 一般から隔…

広がっていくまぼろし

光が飛び交う世界。 雪玉を投げ合う世界。 耳が良い人に優しい世界。 花のランドマークが輝く場所。 いっぱいのエネルギーを使ってコウモリ達と遊ぼう。 扉を全部開け放って、いっぱいの風を取り込もう。 どんなときも予想できない世界。 いろはにほへとがあ…

生まれたての世界。

急にぽわっと宙に浮く。 人間の赤ちゃんが卵から生まれる。 そういう不思議なことが当たり前の世界。 化学反応でワクワクできる世界。 僕らは地球をもう少し優しくできる。 小さな手で何かができる。 魔法や奇跡を必要としない世界。 チョコレートでできた世…

アーマー中

目力入れて深呼吸。 奴と俺を比較するべしな いつまでも寝る時。 ハードロックにピンポンズ。 賢太さん何故死んだし。 ひどろみどろ仮想ポンプ。 笑わし転がし今いずこ。 ナポリタンから登場。 今一つだな僕の味は。 喜べ大泥棒。 下ネタばかり並べるな、ち…

ヘビースター

首をひねるとお茶が出る。 秋も春になってきたものだ。 首吊りに衝動を覚える。 消火栓から赤と青を見出す。 下町にあふれる薔薇と刺繍。 やっぱり落ち着くチャルメラの音。 椿桜青が降ると梅雨が来る。 見た感じイイ感じの王室。 どれか一つは拳銃。 宇宙人…

今、だから言えること

俺ちゃん、不謹慎動物とチャットで楽しんでいた。 底が深いプールは高さの途中に小窓を付けるべきだ。 絵の見本は持ってきても描く気が起きない最近。 眠る時、ふと今日で命が終わってしまうんじゃないかと最近。 大豆は畑のタンパク質だからと毎日食べる私…

フルートを吹く前に

俺はそのへんのフラダンサーのように歩めない。 僕ちん天才の歩き方しかできない。天才だからだ。 シュッとした細い樹々に寝返り数回分の間をおく。 昨日生きてた俺ちゃんは、今日の俺と格闘するために生まれてきた。 カンニングを一度もしたことない俺は違…

イカに似た宇宙人たち

イタリアに行くのは構わないが、ピザに魂など乗せるな。 我が命縮めて、巨峰よ野となれ山となれ。 霜が降りても平気だす、見出したる命の源。 戦士たちは噴出する桜を脚へ腰へと統べるららへと。 病原菌が俺ちゃんなら、全身パックして大衆浴場に行くぞ! 俺…

いまどこにいるの?

はて、俺ちゃんは今どこにいるのか? 枕にたれたよだれをマイペットで処理しつつ考える。 とんでもないところに辿り着いたヅラ。 午後4時に鳴る鐘が幻聴になって響き渡る。 「俺が死んで泣くのはカラスだけでいい!」 このままだと鳴くのはコオロギぐらいに…